【提携】

米GrooveとMicrosoft、WebサービスやP2Pサービスの開発で提携

■URL
http://www.groovenetworks.com/about/press/releases/release.html
http://www.microsoft.com/presspass/press/2001/Oct01/10-10GroovePR.asp

 米Groove Networksと米Microsoftは10日、企業向けのWebサービスやP2Pサービスの開発で提携したと発表した。両社提携の一環として、MicrosoftはGrooveに約5,100万ドルを出資し、少数株主となることを明らかにした。また両社は、相互の製品の販売やマーケティングなどでも協力していく。

 Grooveは、「Lotus Notes」の設計者として知られるRay Ozzie氏が1997年に設立した企業。今年4月には、P2P型のコラボレーションソフト「Groove 1.0」をリリースしている。両社は、Microsoftの「.NET」や「Windows XP」技術と、Grooveの技術を組み合わせて、組織の内外で効率的にコラボレーションできる技術や、P2P技術とWebサービスを統合した技術を提供していく。

 Microsoftとの提携について、GrooveのCEOを務めるRay Ozzie氏は「当社の製品を早期に導入した顧客は、Officeとの緊密な統合やWindows Messengerとの相互運用を要望している。当社はMicrosoftと緊密に協力して、企業間の協業ソリューションを提供するために当社の技術を集中したい」と語った。

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(2001/10/11)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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