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■URL
http://docs.yahoo.com/docs/pr/3q01pr.html
米Yahoo!は10日、2001年第3四半期（7-9月期）決算を発表した。売上高は1億6,610万ドルで、前年同期の2億9,500万ドルに比べて44%減の大幅減収。特別損失を除いた利益は840万ドルで、前年同期の8,110万ドルに比べて大幅減益となった。特別損失を含めた純損益は2,410万ドルの赤字で、前年同期の4,770万ドルから赤字転落した。景気減速に加え、米同時多発テロ事件により広告収入が減少したのが減収減益の要因だ。
同社は現在、広告収入に依存したビジネスモデルから脱却するため、オンライン・オークションの有料化など、広告以外の収入増を図っている。これと同時に、北米での広告販売を強化するため、同社は9日、広告販売担当重役（chief advertising sales officer）を設置し、Wenda Harris Millard氏を同職に任命した。
今後の業績見通しは、第4四半期の売上高は1億6,000万～1億8,000万ドル、EBITDA（金利・税金・償却前利益）は500万～1,000万ドルとなる見込み。2001年通期では、売上高が6億8,800万～7億800万ドル、EBITDAが1,000万～2,500万ドルになる見込み。なお、企業向けサービスや有料サービスの収入が売上高全に占める割合は、第4四半期と通期ともに約20%となる見通しだ。
(2001/10/11)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]