【ブロードバンド】

BIGLOBE、光回線からメタル回線への変更工事費を半額負担

■URL
http://www.biglobe.ne.jp/service/adsl/ea/jimu-hikari.html

BIGLOBEのサービス解説ページ。手順などの詳細が掲載されている

日本電気株式会社(NEC)が運営するISP「BIGLOBE」は、光収容替え工事料金10,400円を半額負担するサービスを開始する。対象はeAccess利用回線「使いほーだいADSLe」を希望するユーザー。

 通常、NTT電話局舎から自宅までの電話回線が光化されている場合、ADSLサービスが利用できないので、光回線からメタル回線への変更工事を行なわなければならない。今回のサービスは、このADSLを利用可能にする光収容替え工事料金をBIGLOBEが半額負担するサービスとなる。

 従来、光収容替えが必要な場合は、ユーザーの全額負担にて行なわなければならなかった。BIGLOBEでは、eAccessのADSL回線を利用したサービス「使いほーだいADSLe」を希望するユーザーを対象に、光収容替え工事料金10,400円の半額5,200円を負担する。具体的には、工事費用10,400円はNTTから請求され、ユーザーが全額NTTに支払わなければならないが、半額の5,200円をBIGLOBE利用料金から減額する。その月の利用料金が5,200円に満たない場合は、残額を翌月以降に繰り越して割り引きを行なう。

 しかし、光収容替え工事を行なった場合でも、NTT局舎からの距離や宅内配線の問題でADSLサービスを利用できない場合がある。eAccessは、事前調査である程度上記の問題についても調査を行なうが、それでも利用できない場合があるので、ユーザーは注意したい。

 NTT局舎からの距離問題によりADSLサービスを利用できないユーザーに対しては、9月にYahoo!BBが「ReachDSL」で救済したいという考えを表明している。「ReachDSL」や光収容替えなどによって、ADSLを諦めていたユーザーにも希望が出てきており、ADSL普及が加速しそうだ。

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(2001/10/15)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp / ymasa@factory.to]


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