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【サービス】

NTT東日本、都内のフレッツ加入者向けに
テレビ電話が行なえる試験サービス

■URL
http://www.ntt-east.co.jp/flets/

 NTT東日本は17日、フレッツ・ADSLとBフレッツのユーザー向けに、IPによる映像通信やファイル転送が行なえるサービス「フレッツ・コネクト(仮称)」を19日より試験提供すると発表した。フレッツの加入者同士によるテレビ電話や遠隔監視モニターとしての利用を想定している。

 フレッツ・コネクト用として無料でダウンロード配布される通信ソフトでは、MPEG4による動画や音声をリアルタイムにやりとりできるほか、MicrosoftのNetMeetingの機能を利用した大容量ファイル転送やチャットなども行なえるようになっている。NTT東日本の地域IP網内での通信となるため、安定した品質で通信できるとしている。専用ソフト以外でも、H.323のゲートキーパーに対応したものであれば、一般の通信ソフトもフレッツ・コネクトを利用できるという。

 なお、フレッツ・コネクトのユーザーは、契約時に付与される「コネクトID」を利用して通信相手を指定する。地域IP網内にゲートキーパーが設置されており、ここでユーザーのコネクトIDとIPアドレスの対応付けが行なわれる仕組みだ。

 提供エリアは東京都内のフレッツ・ADSL、Bフレッツ提供地域。料金は無料で、19日より申込の受付を開始する。パソコンに接続するためのカメラやマイクも500個程度用意し、希望者に無料で貸し出す。試験期間は約3カ月間の予定となっており、通信品質の検証などが行なわれる。

(2001/10/17)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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