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http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_011016.pdf
米Nielsen//NetRatingsは16日、2001年9月のオンラインショッピングに関する調査報告を発表した。同調査は、Nielsen//NetRatingsとHarris Interactiveが共同で、3万6,000人のWebユーザーを対象に実施したもの。
同調査によると、9月のオンラインショッピング支出は47億ドルと前年同月に比べて54%増加した。ただし、米同時多発テロ事件の影響で、8月の56億ドルと比べると減少している。また、9月のオンラインショッピング利用者は3,900万人と過去最高を記録した。
この調査結果について、NetRatingsのSean Kaldor副社長は「9月には、かつてないほど多くの人がオンラインショッピングを利用しており、昨年のホリデーシーズンをも上回っている。米同時多発テロ事件にもかかわらず、オンラインショッピング利用者は8月に比べて4%増加した」とコメント。
オンラインショッピング支出のうち、オンライン旅行サービス分野が11億ドルで首位となっており、前年同月に比べて44%増加した。しかし、テロ事件の影響で、8月に比べると23%も減少している。Kaldor氏は「旅行サービスはオンラインショッピング支出のうち最も高い分野であり、この落ち込みが支出全体の低下につながった。一方、書籍分野が148%増加して過去最高を記録するなど、一部好調な分野もある」と分析している。
(2001/10/17)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]