【ストリーミング】

米Speedera、セキュリティ保護機能を備えたストリーミング配信サービスを発表

■URL
http://www.speedera.com/newsroom/pressreleases/10162001.html

 コンテンツ配信サービスの米Speedera Networksは16日、セキュリティや著作権の保護機能を備えたストリーミング配信サービス「Secure Streaming」を発表した。

 既に米Amazon.comがSecure Streamingサービスを使って、楽曲の試聴サンプルや映画の予告編、ゲームのプレビューなどを配信している。さらに、Amazon.comでCDを購入したユーザーが到着を待つ間、その楽曲を視聴できるサービスにも使われている。

 Speederaのストリーミング配信サービスは、他のデジタル著作権管理(DRM)ソリューションとは異なり、手ごろな価格で提供されるほか、Appleの「QuickTime」やMicrosoftの「Windows Media」、RealNetworksの「RealMedia」など、さまざまな形式に対応する点が特徴。なお、別途クライアントソフトをインストールする必要はない。

 同サービスでは、料金を支払ったユーザーを認証したり、コンテンツへのアクセスを管理する機能を備え、ペイ・パー・ビュー方式や会員制サービスに対応する。ユーザー認証により、不正アクセスや盗難を防止している。また、地理的に対象を絞ることも可能で、配信が許可された地域にのみコンテンツを配信することができる。

 SpeederaのGGordon Smith副社長は「当社の新サービスは、電子商取引市場においてストリーミング技術の重要性が高まっていることに対応するものだ。高品質のストリーミング技術と実用的なセキュリティ技術を組み合わせることで、ストリーミングコンテンツによって収益を得られる手頃な方法を企業に提供する」とアピールしている。

(2001/10/17)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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