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http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_011022.pdf
米Nielsen//NetRatingsは22日、今年のホリデーシーズンにおけるオンラインショッピング市場に関する予測を発表した。今年の売上高は99億ドルに達し、前年の69億ドルに比べて43%も増加する。また、オンラインショッピングを利用するユーザー数は、1億600万人に達し、前年の8,500万人に比べて比27%増加すると予測している。
この予測について、NetRatingsのSean Kaldor副社長は「これは、オンライン小売り業者が今年のホリデーシーズンに、より多数の購買者から売上を見込めるということだ」と指摘。さらに「景気低迷や米国で最近起きた事件の影響にも関わらず、かなりの成長が期待できる」とコメントしている。
この予測は、Nielsen//NetRatingsとHarris Interactiveが、約3万5,000人のオンラインショッピング利用者を対象に、毎月のショッピング動向を基にして見積もったもの。13種類の商品分野に分けて売上高を予測している。
最も高い売上が見込める商品分野は衣料品で、11月と12月の売上高は合計で、オンラインショッピング売上全体の約4分の1に当たる25億ドルに達する見込みだ。これに続いて、書籍・音楽・ビデオの売上高が17億ドル、オークションが14億ドル、玩具が11億ドル、コンピューターのハードウェアが9億7,000万ドルに達すると予測している。
これら人気商品サイトへのトラフィックは2~3倍に増加する。これまで同様、玩具とゲームサイトがホリデーシーズン中のトラフィックの増加を牽引することになりそうだ。また、玩具の売上高は11億ドルで第4位だが、トラフィックの成長率は250%と最大になると予測している。
(2001/10/23)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]