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■URL
http://messenger.yahoo.com/messenger/imv/index.html
米Yahoo!は22日、次期版のインスタントメッセージング(IM)サービス「Yahoo! Messenger」に、同社が特許を申請中の技術「IMVironments」を組み込むと発表した。IMVironmentsとは「instant messaging environments」(インスタントメッセージング環境)を表しており、Yahoo! Messengerの背景などを共有できる機能だ。
Yahoo! Messengerの新版では、IMVironmentsをやりとりすることで、IM画面上に表示される画像やアニメーション、ビデオ・音楽クリップなどを含む「テーマ」を友人と直接共有できるようになる。例えば「Garbage」テーマを選択すると、バンド「Garbage」のファン同士で好みのバンドの新曲を聴いたり、最新ビデオを観たり、CDを購入できるようになる。このほかには、スヌーピーやキティなどのテーマなどが用意されている。
さらに「Yahoo! Fighter」を選択することで、IMVironmentsから直接、双方向ゲームをプレイできるようになる。Yahoo! Fighterは、文字でやりとりしながら、リアルタイムに双方向ゲームをプレイできるサービスだ。
Yahoo!のメッセージング製品を統括するLisa Pollock氏は「IMVironmentsの導入は、真の双方向IM体験を提供する第一歩となる。我々は、完全なバイラルマーケティングのソリューションとしてYahoo! Messengerを用いる新しい手法を開発した。IMVironmentsはユーザーに、他のIMサービスで利用できないパーソナライズ機能を提供するとともに、企業が対象を絞ったユーザーに到達するための新しい手段を提供する」と語った。
(2001/10/23)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]