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「Googleツールバー」を入れたIEで新トップページを表示
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新インターフェイスは先にリニューアルされた米国版と同様にタブを用いたデザインで、各種検索機能へすばやくアクセスできる点が特徴だ。タブは「ウェブ全体」、「イメージ」、「グループ」、「ディレクトリ」の4つに分かれ、「ウェブ全体」は通常のウェブ検索、「イメージ」は画像ファイル検索、「グループ」はニュースグループ(usenet)検索、「ディレクトリ」はウェブディレクトリ(Open Directory Project)に登録されたサイト内からの検索となる。最初にキーワードを入力すると、後はタブを切り替えるだけで検索結果が切り替えられ、快適に利用できる。
今回、このリニューアルに合わせて新たに開始したのが、「イメージ検索」の日本語版だ。日本語入力でJPEG・GIFの画像検索が可能で、約3億2,000万点の画像(うち日本語Webページのものは約2,000万点)から検索できる。検索した画像はサムネールで一覧表示され、クリックすると掲載元のWebページとサムネールの双方を表示し、効率のよい検索ができる。米国ではインターフェイスのリニューアル後、「イメージ検索へのアクセスが約400%も向上した」(米Google社CTO Craig Silverstein氏)とのデータもあり、日本での利用拡大も期待できるところだろう。
米GoogleのSilverstein氏
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Googleでは現在1日1億2,000万サーチのアクセスを誇り、「サイトサーチ」などでの企業との提携は30カ国・130社に及ぶ。今後は音声認識検索の実現や、カーナビゲーション、双方向TVなど他デバイスへの対応のほか、検索対象としてMSオフィスの各ファイル形式への対応などを予定している。
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(2001/10/29)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]