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Google日本版がリニューアル、イメージ検索にも対応

■URL
http://www.google.co.jp/

「Googleツールバー」を入れたIEで新トップページを表示
 検索サイト「Google」日本語版がインターフェイスを一新し、新機能も追加してリニューアルした。

 新インターフェイスは先にリニューアルされた米国版と同様にタブを用いたデザインで、各種検索機能へすばやくアクセスできる点が特徴だ。タブは「ウェブ全体」、「イメージ」、「グループ」、「ディレクトリ」の4つに分かれ、「ウェブ全体」は通常のウェブ検索、「イメージ」は画像ファイル検索、「グループ」はニュースグループ(usenet)検索、「ディレクトリ」はウェブディレクトリ(Open Directory Project)に登録されたサイト内からの検索となる。最初にキーワードを入力すると、後はタブを切り替えるだけで検索結果が切り替えられ、快適に利用できる。

 今回、このリニューアルに合わせて新たに開始したのが、「イメージ検索」の日本語版だ。日本語入力でJPEG・GIFの画像検索が可能で、約3億2,000万点の画像(うち日本語Webページのものは約2,000万点)から検索できる。検索した画像はサムネールで一覧表示され、クリックすると掲載元のWebページとサムネールの双方を表示し、効率のよい検索ができる。米国ではインターフェイスのリニューアル後、「イメージ検索へのアクセスが約400%も向上した」(米Google社CTO Craig Silverstein氏)とのデータもあり、日本での利用拡大も期待できるところだろう。

米GoogleのSilverstein氏
 またIEのプラグインとして動作する「Google ツールバー」も、日本語版が正式に発表された。これはIEにGoogle用の検索窓の付いたツールバーを設け、どのWebサイトにいてもGoogleの検索ができるものだ。通常のWeb検索に加え、表示しているサイト内を検索する「サイト検索」や、検索履歴の保存、該当キーワードのハイライト表示といった機能を持ち、Googleでの検索を頻繁に行なう人には便利なプラグインといえる。

 Googleでは現在1日1億2,000万サーチのアクセスを誇り、「サイトサーチ」などでの企業との提携は30カ国・130社に及ぶ。今後は音声認識検索の実現や、カーナビゲーション、双方向TVなど他デバイスへの対応のほか、検索対象としてMSオフィスの各ファイル形式への対応などを予定している。


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(2001/10/29)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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