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専用線1本でIPv6とIPv4の混在環境が構築可能
IIJがデュアルスタック接続サービス

■URL
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2001/ipv6v4dualstack.html

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は29日、「IPv6/IPv4デュアルスタックサービス」を11月1日より提供すると発表した。

 すでにIIJが提供しているIPv6による接続サービスとしては「IPv6実験サービス」と「IPv6ネイティブサービス」がある。実験サービスでは、IPv6パケットをカプセル化してIPv4ネットワーク上でトンネルリング接続している。一方、ネイティブサービスでは、IPv6のパケットをそのままやりとりできるが、専用の回線を用意する必要がある。これらに対して、新たに提供するIPv6/IPv4デュアルスタックサービスでは1本の専用線上でIPv6とIPv4が混在する環境を構築できる。

 まず東京と札幌でスタートし、順次、大阪、名古屋、福岡などに拡大する。1契約につき、約10の24乗個分のIPv6アドレスが割り当てられる。IIJによると、デュアルスタック技術を用いた商用接続サービスは世界初だという。

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(2001/10/29)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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