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■URL
http://www.nec.co.jp/press/ja/0111/0602.html
Javaアプリケーション対応の大型カラー液晶付ビジュアルIP電話機「IPterm100」 |
NECは6日、IPネットワークに対応したPBXの新製品2機種を12月より出荷すると発表した。IP電話機による構内電話網をIPベースのLAN上で構築できる一方、従来のPBX機能も備えており、電話機やファックス機など既存の内線網とIP電話機との混在利用が可能。ウェブアプリケーションとの連携も容易に行なえる。
製品化するのは、中小規模向けの「APEX3600i」と大規模向けの「APEX7600i」。価格は、APEX3600iがIP多機能電話機50台とのセットで550万円、APEX7600iがIP多機能電話機380台、大型カラー液晶付ビジュアルIP電話機20台とのセットで4,880万円となっている。
新機種の特徴は、構内のIP電話機同士の接続がピア・ツー・ピアで行なわれる点だ。隣りの電話機同士であってもPBXを経由するIP電話ソリューションと異なり、通話品質や音声の遅延などの面でIPを意識させない品質を実現したとしている。
また、ウェブアプリケーションとの親和性を生かし、在籍管理や電話帳などが端末の種類を問わず利用できるオフィス向けのアプリケーションも提供していく予定だ。例えば、ある社員が在籍しているかどうかを確認したり、スケジュール表を修正するなどの操作が、IP電話機やPC上のソフトウェア電話機、PHSなどから同じように行なえるようになるとしている。
(2001/11/6)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]