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■URL
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2001/011114b.htm
インテル株式会社は14日、FTTHを利用したブロードバンド機器を開発する企業向けの支援として、東京本社内に「FTTHソリューション・ルーム」を開設した。
レジデンシャル ゲートウェイ |
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同ルームには、NTT東日本のBフレッツが引かれており、MPEG2形式での6Mbps動画やIPビデオ通信などの体験ができるようになっている。インテルでは、キャリア、機器メーカー、ISPなどと協調して、エンド・ツー・エンドのネットワークや、家庭用ゲートウェイの検証が行ないたいとしている。
また、14日に行なわれた記者発表会では、ホームネットワークの入り口にあたる「レジデンシャル・ゲートウェイ」のリファレンス機を使ったデモが2つ紹介された。1つは、新たに導入したPCを家庭内ネットワークのハブに接続するだけで利用可能にするユニバーサル・プラグ・アンド・プレイで、専門知識がなくても簡単に使えるものを目指しているという。2つ目は、レジデンシャル・ゲートウェイに内蔵されたIEEE802.11bを使ってPDAからインターネットに接続するデモだ。このLinuxベースの家庭用ゲートウェイは、パーソナルファイアウォール機能をベースに、ベンダーがウィルス駆除機能や不正侵入検知機能を組み込むことができる潜在力を持っている。
Thomas R.Franz副社長 |
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米IntelのThomas R.Franz副社長兼アクセス&スイッチング事業部長は、好況・不況に関わらず全世界のインターネットトラフィックが増加し続けていること、ネットワークが一層インテリジェンスを持ったものへ移行していること、そしてムーアの法則にしたがってPCの能力が上昇しているにも関わらず、回線帯域幅がそれに追いついていかないことを紹介し、ネットワークプロセッサーを利用したコミュニケーション端末や家電製品の開発を各方面と共同で行ないたいと語った。
(2001/11/14)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]