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http://www.iredge.com/iredge/iredge.asp?c=002758&f=2005&fn=111301__203.htm
米Yahoo!は13日、米Overture Services(旧GoTo)と提携し、広告主が料金を払うことでYahoo!の検索結果に登録Webサイトを強調して表示できる「Yahoo! Sponsor Matches」を提供すると発表した。これは、Overtureの検索サービス「Pay-For-Performance」を導入するもので、11月15日に提供開始する。Overtureとの契約は2002年4月までで、これ以降、Yahoo!はOvertureとの提携を延長するか、独自にSponsor Matchesを提供するかを検討することになる。
同プログラムは、Yahoo!のディレクトリサービスやスポンサー付きサイト、「Yahoo! Express」を補完するものとなる。スポンサー付きサイトは商用サイトから料金を徴収し、ディレクトリサービスにおける特定の商業分野でそのサイトを強調して表示するサービス。また、Yahoo! Expressは、ディレクトリの一覧で企業自身が提出した内容を有料で掲載できるサービスだ。
Yahoo!では、今回のSponsor Matchesの導入により、主要な検索・ディレクトリーサービスとしてのYahoo!の強みを確立するとしている。両社契約の下、Yahoo!の検索結果ページでは、Overtureと契約している49,000社もの広告主から、上位5件の「Pay-For-Performance」検索リストを表示する。なお、有料広告主と編集による検索結果を区別するため、明確な境界線を設けるという。
新サービスについて、Yahoo!のTerry Semel会長兼CEOは「Yahoo! Sponsor Matchesの提供は、収益源を多様化して売上を拡大するための戦略と一致したものだ」と説明。さらに「Yahoo!で行なわれている1日当たり数百万件もの検索は事実上、商業目的であり、新サービスを通じて、企業が自社製品やサービスを宣伝するための機会を提供する」とアピールした。
(2001/11/14)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]