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http://www.jmm.com/xp/jmm/press/2001/pr_111401.xml
調査会社Jupiter Media Metrixは14日、米国の職場や家庭において、インスタントメッセージング(IM)の利用が増加しているとの調査報告を発表した。これはIMサービスの大手であるAOL、MSNおよびYahoo!の利用動向について調査したもの。
同調査によると、今年9月には、職場におけるIMサービスの総利用時間が49億分に達し、昨年9月の23億分から110%増加した。また、職場でのIMサービス利用者も、昨年9月の1,000万人から34%増加し、今年9月には1,340万人に達したという。
一方、家庭におけるIMサービスの総利用時間は136億分で、昨年9月の92億分から48%増加した。また、家庭でのIMサービス利用者数は、昨年9月の4,200万人から28%増加し、今年9月には5,380万人に達した。
家庭において、最も利用者数が多いのは「AIM」と「ICQ」のブランドを有するAOLで、今年9月の利用者数は4,170万人で年間成長率は21%。しかし、MSN MessengerとYahoo! Messengerは成長率でAOLを上回り、MSNの利用者数は前年同月比96%増の1,850万人、Yahoo!の利用者数は同25%増の1,190万人と急成長している。
職場でも同様の傾向を示しており、AOLが利用者数が最も多いが、MSNとYahoo!が成長率で上回った。今年9月には、AOLの利用者数は前年同月比17%増の880万人、MSNの利用者数は同88%増の480万人、Yahoo!の利用者数は同83%増の340万人を記録した。
(2001/11/15)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]