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■URL
http://www.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2001/11201
日本IBMは20日、「WebSphere Portal Server」をベースに機能を強化した企業ポータル構築用のソフトウェア製品群「IBM WebSphere Portal ファミリー」を発表した。
パーソナライズ機能を持った顧客向け(B2C)/取引企業向け(B2B)/従業員向け(B2E)向けのポータルを構築できる基本的なフレームワーク「WebSphere Portal Extend Solution V2.1」(ライセンス料は1プロセッサーあたり965万2,500円)、これにコラボレーション機能を追加した「WebSphere Portal Extend Solution V2.1」(同1,528万3,200円)、さらにコンテンツ管理やセキュリティ機能を強化した「WebSphere Portal Experience Solution V2.1」(4プロセッサーあたり9,330万7,500円)という3種類がラインナップされている。
注目されるのは、ExtendとExperienceにおいて盛り込まれているコラボレーション機能が、Lotusのポータル製品「K-Station」の機能を統合することで提供される点だ。また、Experienceでは、データベース製品「DB2」によるより高度な検索/分類機能や、Tivoliのポリシー管理/セキュリティ/認証/シングルサインオン機能などが統合されている。日本IBMでは、Lotus、DB2、Tivoliという別ブランドで展開してきた機能も新たに盛り込んだことで、WebSphereにおいて企業ポータルのためのトータルなミドルウェアソリューションを実現したとしている。なお、出荷は2002年1月18日の予定だ。
(2001/11/20)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]