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■URL
http://www.interwise.com/jp/
「Interwise ECP」の講師用画面。生徒の状況なども一覧できる
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インターワイズはイスラエルで創業したeラーニング企業。同社の主力である「Interwise」シリーズは、パワーポイントによる教材をベースに、教材上に講師がポイントを書き込めるホワイトボード機能、講師と生徒がリアルタイムにコミュニケーションできるVoIP機能、講師と生徒でのアプリケーションのオンライン共有、講義の自動録画(議事録作成)といった多彩な機能を持つライブeラーニングプラットフォームだ。米MicrosoftやOracleなどの企業で、遠隔地研修やオンライン会議、顧客向けの技術セミナーなどに広く利用されているという。日本では2001年5月から営業を開始し、現在はASPでの提供を中心に約50社に展開しており、価格は利用時間・人数ベースで1分30円~となっている。
今回発表した「Interwise ECP 日本語版」では、1対1から数千人規模まで5つの規模に対応できる点が特徴だ。まず1対1で個人指導や相談を行なう「iメンタリング」、数人でミーティングやビデオ会議を実施する「iミーティング」、1人の講師が数十人の生徒に向けてオンライン講座を展開する「iクラス」、それを数百人規模に拡大した「iセミナー」、さらに数千人規模にまで拡大した「iキャスト」の5種で、これを1つのプラットフォームで実現可能という。また各ユーザーごとに受講状況や予定をまとめた個人ポータル「ICC」を設け、IDとパスワードでログインすると、受講スケジュールや過去の受講状況がワンストップで把握でき、議事録のオンデマンド受講ができる機能もある。
インターワイズでは、パワーポイントによる教材とUSBカメラなどの簡単な準備でライブeラーニング講座が開ける点や、ASPのため導入が容易な点をメリットとして、2002年度には約200社への展開を目指す。なおインターワイズのサイトでは、「Interwise ECP 」のオンラインデモが体験可能だ。
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(2001/11/20)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]