【コンテンツ配信】

NTTと東急エージェンシー、電車向けの広告配信実験を開始

■URL
http://www.ntt.co.jp/ (NTT)
http://www.tokyu-agc.co.jp/ (東急エージェンシー)

 日本電信電話株式会社(NTT)と株式会社東急エージェンシーは20日、東京急行電鉄株式会社(東急電鉄)と共同で電車向け広告配信の実験を開始すると発表した。実験は光ネットワークと無線LAN技術を用いて、電車車載端末に向けてブロードバンドコンテンツを配信するというもの。21日より1週間程度を予定しており、区間は東急東横線の渋谷~桜木町となる。

 実験では、車両内に16インチ程度の液晶ディスプレイを設置して、HTMLをベースにMPEG2などの動画やGIF、Flashなどのアニメーションを利用して作成した広告を配信する。配信されるコンテンツは車内に蓄積されたもので、実験中は、渋谷駅と自由が丘駅停車中に無線LANを用いてコンテンツの更新が行なわれる。利用者は、広告に記載されたURLをiモード端末で開くことによって、コンテンツの詳細やクーポンチケットを手に入れることができる。その際、広告番号を入力することによってユーザーが乗っている電車が特定され、それにあったコンテンツの提供を受けることもできる。配信される広告には、講談社の情報誌「TOKYO 1週間」によるエリア情報なども含まれる。

 また、車内のディスプレイにはライブカメラによる渋谷の映像も配信される。ライブ用カメラとアクセスポイントまではNTT東日本の無線アクセス実験「Biportable」で利用されている無線技術AWA(Advance Wireless Access)で接続し、渋谷駅と自由が丘駅に設置された無線LAN(IEEE802.11b)アクセスポイントを経由して車内で広告と交互に配信される。ディスプレイでは、東横線における平均乗車時間の7分を目安に、広告を5分、渋谷の映像を1~2分程度の繰り返しで配信する。

 将来的には、電車の目的地や時間帯によって適切な広告を放映することも考えられている。例えば、横浜から渋谷に向かう車内では渋谷の衣料品店の情報を、渋谷から横浜へ向かう車内では飲食店情報を放映するといった具合だ。

 なお11月23日から25日までは、街頭端末に向けた配信実験も実施される。渋谷駅には100インチの大型DLPディスプレイが設置され、車内に配信されている広告などが放映されるほか、iモード端末からリクエストを送ることにより表示内容の切り替えができる。

(2001/11/20)

[Reported by adachi@impress.co.jp]


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