【団体】

米国の大手ネット関連企業や非営利団体など、慈善活動のポータルを開設

■URL
http://www.networkforgood.org/about/press/pressreleases/
http://www.helping.org/

 米国の大手インターネット関連企業や非営利団体などが19日、慈善活動のポータルサイト「Network for Good」を開設したと発表した。同サイトでは、寄付やボランティア活動を探している人が慈善活動を探したり、非営利団体がより多くの人々に到達できるようにする。

 同サイトは、米AOL Time Warner Foundationおよび米AOL、米Cisco Foundationおよび米Cisco Systems、米Yahoo!が、インターネットを使って市民参加活動や慈善活動を行なっている20の慈善団体と協力して設立された。これらのコンテンツやリソース、組織を集約し、包括的で簡単に利用できるサイトを開設した。

 同サイトの設立は、9月11日に米同時多発テロ事件が発生して以降、オンラインでの寄付やボランティア活動が著しく活発化していることに応えたもの。慈善団体の規模やWebサイトを運営しているかどうかを問わず、あらゆる慈善団体が寄付やボランティア活動を実施できるようにする。

 同サイトでは、オンライン媒体をフル活用して、資金調達や新規メンバー募集などの活動を支援する。このため、オンラインボランティアの草分けであるHelping.orgが提供する多数のツールやリソースを導入する。また、約85万もの慈善団体を登録したデータベース「GuideStar」を用いて、ユーザーがクレジットカードを使って募金できるようにする。

(2001/11/21)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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