【ブロードバンド】

LYCOS Japan、無料インターネット個人放送サービスを開始

■URL
http://mbc.lycos.co.jp/

「視聴ブラウザ」
左上が動画エリア、右上が静止画エリア、左下がチャットエリア、右下に参加者が表示される

 ライコスジャパン株式会社は21日、インターネット個人放送局サービス「LYCOSマイブロードキャスター」を開始した。利用料金は無料だが、LYCOSメンバーズの登録(無料)が必要。配信・受信ともにブラウザーベースで、現時点では、Windows+IE5.0以降のみに対応しているが、近日中にネットスケープにも対応する。なお、Macintosh版も開発予定とのこと。

 このサービスは、ユーザーが音声や動画をリアルタイムで配信するもので、配信形態は、非配信サーバー蓄積型のストリーム配信による「ビデオ放送」「オーディオ放送」「ビデオ・オーディオ放送」と、静止画を紙芝居のように配信する「ストリームなし放送」の4種類。

 放送する場合、まず「放送ブラウザ」を使って“放送局”をつくる。この時、パスワードを設定することで、プライベートな放送局の開局も可能だ。映像は、PCに接続したカメラで撮影しているものをそのまま配信できるほか、メディアプレーヤーなどでPC上に再生している映像をビデオキャプチャー機能で取り込んで配信することもできる。

 視聴する場合、「視聴ブラウザ」が自動的にダウンロードされる。このプラグインには、チャット機能がついており、放送者と番組を見ているユーザー同士でチャットをすることができる。推奨帯域は100kbps以上。

 ライコスジャパン広報によると、この技術はLYCOS Koreaから紹介を受けたものを使っているという。また、サービス開始記念として、11月24日にラジオ局文化放送で放送中の番組「超機動放送アニゲマスター」のスタジオから放送風景をライブ中継する。

(2001/11/22)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]


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