【電子商取引】

年末商戦が本格スタート、米Yahoo!と米Microsoftは好調な出足

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http://www.microsoft.com/presspass/press/2001/Nov01/11-23IncreasePR.asp

 米国では、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日は「ブラックフライデー」と呼ばれ、ホリデーショッピングシーズンが本格的に始まる日とされている。ブラックフライデーにあたる11月23日、ポータル大手の米Yahoo!と米Microsoftが、両社とも好調なスタートを切ったとの発表を行なった。

 Yahoo!によると、同社のショッピングサービス「Yahoo! Shopping」における売上が、23日正午現在、前年の売上水準に比べて60%以上のペースだという。Yahoo! Shoppingを統括するRob Solomon副社長は「景気低迷にも関わらず、Yahoo! Shoppingにとっては非常に好調な年であり、現在、ホリデーシーズンの売上は業界の予測を上回っている。現在の売上の伸びは、インターネットで気軽にショッピングを行なう消費者が増えていることを示している」とコメント。

 一方、Microsoftは、同社のショッピングサービス「MSN eShop」を訪れたショッピング客が先週、前年の同じ週と比べて150%増加したことを明らかにした。10月のショッピング客は前年同月に比べて188%増加したという。また、ホリデーシーズン中に受注した商品の総数は前年に比べて2.5倍に増加した。

 MSNで小売りサービスを統括するJim Barr氏は「感謝祭の翌日は伝統的に、小売りの世界では1年で最も忙しいショッピング日の1つだ。この伝統がMSN eShopにも反映されていることは、オンラインショッピングが多くの人々の生活の一部となっていることを示している」とコメントした。

(2001/11/26)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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