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■URL
http://www.jabber.com/news/release_112601.shtml
http://www.jabber.com/(デモ実施中)
米Jabberは26日、Internet ExplorerやNetscape Navigatorなどのブラウザ上からインスタントメッセージング(IM)を利用できる「Jabber WebClient v1.0]を発表した。
Jabber WebClientでは、サーバー側にIMプラットフォーム「Jabber Communications Platform」がインストールされていると、利用者は特別にIMクライアントをインストールしなくてもブラウザー上からIM機能を利用できるようになる。その際にウィンドウがポップアップし、中に通常のIMクライアントのような画面が表示される。オンラインになっているユーザーが表示されるだけでなく、自分のステータスも表示でき、チャットなども普通に行なえる。
Jabberでは、このソフトがファイアウォールの設定を必要とするようなクライアントソフトウェアをインストールしたくない大企業や、IMやそれに伴うチャット機能を提供することで視聴者を引きつけたいインターネットポータルサイトなどに需要があるのではないかと考えている。また、このWebClientはブラウザー上で表示されるため、企業のロゴやメッセージを表示したり、デザインを変えたりすることが容易だ。このことはサービスプロバイダーが顧客向けにカスタマイズするソリューションを提供する際のメリットとなるかもしれない。
このJabberWebClient v1.0は12月に発売される予定で、現在Jabberのサイトでデモンストレーションを行なっている。
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(2001/11/27)
[Reported by taiga@scientist.com]