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■URL
http://www.sophos.com/pressoffice/pressrel/uk/20011127yeartopten.html
英国のウィルス対策ソフトメーカーのSophosは27日、今年最も大きな影響を与えたウィルスは「Nimda」と「Sircam」で、これら2つのウィルスに関する問い合わせが全体の問い合わせの50%近くを占めたことを明らかにした。また今年大きく話題になったウィルスのひとつである「Code Red」は上位10位にも入っていないとSophosは指摘している。上位10位のウィルスは以下の通り。
名称
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割合
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通称
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1.
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W32/Nimda |
27.2%
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Nimda
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2.
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W32/Sircam-A |
20.3%
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Sircam
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3.
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W32/Magistr |
12.0%
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Magistr
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4.
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W32/Hybris |
6.2%
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Hybris
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5.
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W32/Apology |
3.8%
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Apology
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6.
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VBS/VBSWG-X |
3.6%
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Homepage
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7.
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VBS/Kakworm |
3.1%
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Kakworm
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8.
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VBS/SST-A |
2.0%
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Kournikova
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9.
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W32/Badtrans |
1.8%
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BadTrans
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10.
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W32/Navidad |
1.8%
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Navidad
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2001年のコンピューターウィルス動向についてSophosでは、WindowsとLinux両方に感染する能力を持つ「Lindows」の出現、またインスタントメッセージに感染するウィルスの発見、さらに携帯電話やPDAに対するコンピューターウィルス感染の懸念があったものの今年はそれほど感染が広がらなかったこと、などを挙げている。
(2001/11/28)
[Reported by taiga@scientist.com]