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■URL
http://www.alphabridge.net/
株式会社アルファブリッジは、2002年2月から蓄積型コンテンツ配信サービスの試験サービスを開始する。モニターの対象は、東京23区内のADSLを初めとするブロードバンドユーザー200人程度。12月20日まで受け付けている。
サービスは、専用のソフト(Windows版)を用いてユーザーが選択したコンテンツを自動的に受信してローカルに蓄積するといったもの。コンテンツのフォーマットはHTMLを基礎に動画や音声などが利用さる。また、蓄積されたコンテンツは視聴期間を設けたり、専用のソフト以外では閲覧できないなど著作権保護の技術も取り入れられている。提供されるコンテンツは、ファッション、通信販売、占い、マンガなど多彩で、講談社の「週刊Web現代」「e-manga特別号」、大日本印刷の「週刊電子チラシ(仮称)」などが用意される。
ユーザー側としては、好きなコンテンツが更新状況がすぐに分かる、蓄積型のためストリーミングと違い動画の早送りや巻き戻しができる、コンテンツ業者としてはユーザーの嗜好に合ったコンテンツを配信できるため利用頻度が上がるといったメリットが上げられる。
試験は2002年2月1日から28日までの1か月間。アルファブリッジでは、結果を踏まえて早い時期に商用サービスに移行させ、多くのコンテンツ業者と連携を図っていくとしている。
(2001/12/12)
[Reported by adachi@impress.co.jp]