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■URL
http://www.gracenote.com/press/2001121300.html
仏Thomson multimediaと米Gracenoteは13日、Thomsonが開発したMP3の上位互換バージョン「mp3PRO」とGracenoteの音楽識別サービス「CDDB Music Recognition Service」を組み合わせたデジタル音楽ソリューションを提供することで提携したと発表した。このソリューションは、2002年第1四半期の遅い時期にリリースされる予定。
両社提携により、商用CDDBメディアプレイヤー開発者2,000人が簡単にmp3PROの符号化／復号化技術を利用できるようにする。GracenoteはCDDB/mp3PRO符号化ライセンスと開発キット(SDK)を提供し、アップグレードも容易にする。さらに両社は、非商用ソフトウェアの開発者にCDDB/mp3PRO複合化パッケージを著作権料無料で提供するほか、商用アプリケーションでもmp3PRO複合化技術を著作権料無料で利用可能にする。
mp3PROは、従来のMP3に比べて圧縮率を2倍以上に高め、より小さな容量でCD並の音質でデジタル音楽を提供できる技術。MP3との互換性を維持しているため、mp3PRO対応プレイヤーで既存のMP3を再生したり、逆にMP3プレイヤーでのmp3PRO再生も可能だ。
両社提携について、Thomson multimediaのHenri Linde副社長は「今回の提携は、開発者がより簡単にmp3PRO技術にアクセスして組み込むための重要なステップとなる」とコメントした。
(2001/12/14)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]