【新製品】

家庭におけるデジタル音楽のハブに

米SONICblue、音楽サーバー「Rio Audio Center」を発表

■URL
http://www.sonicblue.com/default.asp?menu=Press_Room&sub_menu=&ID=514

 米SONICblueは17日、「Rio Advanced Digital Audio Center」を発表した。これは自分が所有しているCDの中の音楽を40GBのハードディスクに収納し、家中のデジタル機器に配信するための音楽サーバーである。

 Rio Audio Centerは40GBのハードディスクを搭載しており、SONICblueによると128kbpsのビットレートでエンコードされたMP3フォーマットファイルであれば、650枚のCDを収容できるという。ここに収容された曲は、Rio Audio Centerに備え付けられているHomePNAラインと家の電話線を接続して10Mbpsで配信するか、USB Ethernetアダプタを通して同時に家庭内の8つのRioレシーバーに音楽を配信することができる。さらにCD-RWドライブも装備されており、PCを通さずに自分のCDを簡単に作成することが可能だ。またCDをMP3ファイルなどに変換する作業は手間がかかるものだが、Rio Audio CenterではCDをドライブに入れるだけで自動的に10倍速のスピードで音楽を収容してくれる。MP3のエンコードレートは320kbpsまでサポートされており、MP3だけでなくWMAにも対応している。Gracenote社の楽曲データベース「CDDB」にも対応しており、楽曲名、アーティスト名などを自動的に記録、音楽の検索が容易になっている。

 このRio Audio Centerは1,499.95ドルで販売され、現在SONICblueのWebサイトでの予約が受け付けられている。出荷は2002年1月の予定だ。

(2001/12/18)

[Reported by taiga@scientist.com]


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