【ブロードバンド】

ビットキャット、マンション向け1Gbps通信サービスを提供開始

■URL
http://www.bitcat.com/whatsnew/newplan011220.html

「センチュリーパークタワー」の
外観

 ビットキャット株式会社は、通信速度1Gbpsの住宅向けインターネット接続サービスを、東京都中央区の高層マンション「センチュリーパークタワー」にて提供開始する。

 今回提供されるサービスは、センチュリーパークタワー入居者の内30世帯が対象となる。ビットキャットが提供する1Gbpsのバックボーン回線に直結した、「1000BASE-T」インターフェイスによるベストエフォート形式で提供される。初期費用9万8,000円、月額料金は1万8,000円で、2002年1月末頃より提供開始となる予定だ。

 今回ビットキャットが提供するのは、宅内の「1000BASE-T」のインターフェイスまでとなる。ルーター、PC、OSなどは、自己調達しなければならない。また、最低限の料金で提供するため、各種サポートサービスも提供されない。そのため、セキュリティー設定などを各自が行なうことが義務付けられている。また、1Gbpsという性質上、インターネットの専門的知識を有する、自己責任でサービスを受けられるユーザーに限られるという。また、この回線を用いた、商用サービスへの利用やサーバーの設置も禁止されている。

 ビットキャットによると、「今回の1Gbps回線によるインターネット接続サービスは、『1Gbps接続サービスで何ができるのか?』という実験サービスに近い。従って、提供対象者には『1Gbps回線をどのような目的で使用するのか?』などの質問を行ない、こちらから利用形態やコンテンツの提供・提案や、ユーザーからのアイディアの募集などを行なっていき、双方向提案型のサービスを展開していきたい」と語っている。

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(2001/12/21)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]


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