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■URL
http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200201/20020107golive.html
http://www.adobe.com/golive/
米Adobe Systemsは7日、Webオーサリングソフトの新版「Adobe GoLive 6.0」と、同梱のコラボレーション作業用ツール「Adobe Web Workgroup Server」を発表した。新版では、コラボレーション作業機能の改善、携帯端末用コンテンツや動的コンテンツの作成に対応したほか、QuickTime動画の編集などの新機能を備えている。
GoLive 6.0では、同梱されるWeb Workgroup Serverにより、複数のユーザーがファイルを簡単に共有・管理したり、変更箇所を追跡できるようにした。また、バージョン管理や前バージョンとの比較機能、前バージョンに戻す機能なども備えている。さらに「Photoshop」や「Illustrator」「InDesign」、Macromedia社の「Dreamweaver」といったWebDAV対応アプリケーションをサポートしており、従来のWeb開発手順を変更せずに開発プロジェクトを加速できるとしている。
Webオーサリング機能としては、XHTMLやCHTML、WMLに対応し、携帯端末用のコンテンツ作成機能を備えた。さらにWindows版では、NokiaのWAP対応携帯電話やXHTML対応携帯電話、NTTドコモのiモード携帯電話に対応するエミュレーターを搭載し、それらに向けたコンテンツをビジュアルに作成できるようにしている。また、「QuickTime 5.0」の編集機能を備え、ストリーミングメディアに変換したり、最適化できるようにした。このほか、SWGやSVG、SMILなどのW3C標準仕様対応コンテンツをビジュアルに作成することができる。PHPやASP、JSPといったスクリプト言語にもネイティブに対応し、ECサイト向けにフロントエンドのWebページとバックエンドシステムを連携させることも可能になる。
GoLive 6.0は、Mac OS 9.1～9.2および10.1版とWindows XP/2000/98/ME版が用意され、米国およびカナダでは2002年第1四半期に出荷開始予定。米国での推定小売価格は399ドル。LiveMotion 2.0とのパッケージは449ドルで発売予定だ。
(2002/1/7)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]