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http://www.yankeegroup.com/webfolder/yg21a.nsf/press/9DA2532ACADD81FC85256B280072AC0C?OpenDocument
米調査会社Yankee Groupは10日、家庭にPCを保有している世帯のうち7%が「家庭からインターネットを利用していない」との調査結果を明らかにした。家庭からインターネットを利用しない理由については、世帯の所得によって違いが生じているようだ。
この調査によると、年収が2万5,000ドル以下の世帯では家庭からインターネットを利用しない理由のトップは「接続料金が高すぎる」で全体の72%を占めた。その他の理由として「すでに職場や学校でインターネットを利用している」が12%、「電話回線を占有するのを望まない」が10%、「子供にWebを見てほしくない」が6%、「使うのが難しすぎる」が4%となった。
また年収が7万5,000ドル以上の世帯について見てみると、家庭からインターネットを使わない理由のトップは「職場や学校でインターネットを利用できるから」が47%で、別の理由としては「接続料金の高さ」が21%、「電話線を占有したくない」が12%、「使うのが難しい」が11%、「Webへの興味がない」が11%となった。
元々米国には家庭からインターネットを利用したくないというグループが常に存在していたが、Yankee GroupのアナリストRob Lancaster氏は「Yankee Groupは、2005年ごろまでにPCを家庭で保有している80万世帯がPCベースのインターネット接続をしないだろうと予期している」との予測を述べた。
(2002/1/11)
[Reported by taiga@scientist.com]