【新製品】

インターネットとの連携をより強める

マイクロソフト、百科事典ソフトの新版「エンカルタ総合大百科2002」を発表

■URL
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/012102ect.htm
http://www.microsoft.com/japan/reference/ers/

エンカルタのパッケージ  マイクロソフト株式会社は、マルチメディア百科事典ソフト「Microsoft Encarta 総合大百科 2002 日本語版」(以下エンカルタ総合大百科2002)など「エンカルタ百科事典」シリーズ(以下エンカルタ)の新製品3点を、2月22日より発売すると発表した。

 エンカルタは1993年に米国で最初のバージョンを発表、1997年以降は世界展開を行なっているマルチメディア百科事典ソフトだ。2000年版からは家庭での使用や教育関係者にターゲットを絞り、学習に役立つ機能を盛り込んでいる。

 「エンカルタ総合大百科2002」は、項目数で3万9,510件、写真やサウンド、地図、グラフといったメディアは合計で2万5,577点を収録。新たな機能として、古代遺跡や歴史的な建造物を3Dグラフィックで再現、マウスで遺跡の中を探索できる「3Dバーチャルツアー」を追加している。
 またインターネット関連の機能も強化し、世界約750都市の気象情報や世界約100カ国・地域のインターネットラジオをリアルタイムに視聴できるようになった。さらに前バージョンで登場したインターネットからのデータ更新機能を、「エンカルタ アップデート」としてバージョンアップ。各項目の本文や表などが直接更新して表示される形にになり、より利便性が向上した。なお「エンカルタ アップデート」の提供は2003年3月までの期間限定だ。

エンカルタの画面
 今回は「エンカルタ総合大百科2002」(CD-ROM5枚組)、「Microsoft Encarta 総合大百科 2002 DVD-ROM」日本語版(同内容のDVD-ROM版)、「Microsoft Encarta 百科事典 2002」日本語版(CD-ROM3枚組)の計3製品が新たに発売される。「エンカルタ総合大百科2002」は、「Microsoft Encarta 百科事典 2002」に、世界各地の統計データや地理情報を収録した「ダイナミック地球儀」や国語・英和など4冊分の辞書データを収録した「Microsoft Bookshelf3.0」を加えた内容だ。
 価格はいずれもオープン価格で、推定小売価格は「Microsoft Encarta 総合大百科 2002」が2万8,800円(CD-ROM、DVD-ROMとも)、「Microsoft Encarta 百科事典 2002」が1万5,800円。いずれもWindows98/Me/2000/XPに対応している。

 なお現在、Webサイトから申し込んだユーザーに「エンカルタ 百科事典 2002」の体験版CD-ROMを無料提供するキャンペーンを実施中だ。また全国の教職員を対象とした教育用ソフトライブラリーに「エンカルタ 総合大百科 2002」を無償で寄贈する「Microsoft Encarta 教育用ソフトウェアライブラリセンター寄贈プログラム」も展開し、認知拡大を図る。

(2002/1/21)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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