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■URL
http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_020118_monthly.pdf
米調査会社のNielsen//NetRatingsは18日、米国における女性のインターネット利用者の増加率が全インターネット利用者の増加率を大幅に上回ったとの最新の調査結果を発表した。また、女性のインターネット利用時間が男性に比べて少ないことも判明した。
それによると2000年12月から2001年12月までの1年間で女性のインターネット利用者は5,040万人から5,500万人へと460万人、9％増加した。それに対して男性の増加率は3％で、男性と女性を合わせた全インターネット利用者の増加率は6％にとどまった。女性の増加が全インターネット利用者の増加を牽引している現象が見られる。
しかし、女性のインターネット利用が増えたものの、男性の方がインターネットを利用している時間は多いことも判明した。調査では男性のインターネット利用者が一カ月に平均11時間利用したのに対して女性は9時間程度にとどまった。男性も女性も昨年に比べて利用時間は増加している傾向にある。また利用時間が多い男性は、女性よりもより多くのページを閲覧したという結果も出ている。
これについてNetRatingsの上級インターネットアナリストDawn Brozek氏は「一般的にで女性は家事の責任のほとんどを背負っており、そのため家では『時間貧乏』に直面して、インターネットサーフィンを行なうといった娯楽のための活動に費やす時間は男性よりも少なくなる」とコメントした。
(2002/1/21)
[Reported by taiga@scientist.com]