【ソフトウェア】

米Browse3Dが3Dメタファーのブラウザーを発表
~一度に16ページを表示可能

■URL
http://www.browse3d.com/index.htm

 米Browse3D Corporationは22日、「Browse3D Browser」を正式発表した。このブラウザーは昨年11月のCOMDEXでベータ版が展示された際に高い評価を受け「Best Internet Software」に選ばれたものだ。

 このブラウザーは、レンダリングエンジンとしてはInternet Explorer(IE)を採用しているが、表示画面の中を「部屋」に見立てて、部屋の壁の側面にいくつものページを張り付けている感覚でブラウズできる。右の壁と左の壁そして正面を利用すると同時に16ページのサムネイルを表示することができる。自分が今見ているページは大きく表示され、過去に見てきたページや、将来見たいページを前もってダウンロードしてサムネイル画像として表示することにより、より効率的にブラウジングを行なえる仕組みだ。さらに壁に貼り付けられたページをまとめて保存することにより、友人や同僚と情報を共有したり、後の調査のために保存することができる。

「Browse3D Browser」…見たいページの画像をクリックするとセンターに表示

 これらの機能はブラウザーを使って調査を行なう仕事についている人に有効であるだけでなく、オンラインショッピングやオークションでさまざまな商品を比較検討するときに一度にたくさんのページを開く手間を大幅に省くことができるだろう。

 Browse3D Browserは、同社のホームページで29.95ドルで販売されており、15日間の期間限定で利用できる無料のトライアルバージョンが現在配布中だ。Windows 95/98/ME/2000/XP対応で、利用するにはIE 5.5以上がインストールしてある必要がある。

(2002/1/23)

[Reported by taiga@scientist.com]


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