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http://www.scan.com/html/pressreleases.php?article=25
http://www.scan.com/html/pressreleases.php?article=24
http://www.scan.com/html/pressreleases.php?article=23
米ニューヨークのScan Mobile社は23日、同社の「Smart Bot」技術をインスタントメッセージ(IM)プラットフォームに進出させることを発表した。また、あわせてIM企業の米Jabber、Odigoと提携することも発表した。
Scan Mobileは、携帯電話で普及しているショートメッセージサービスを使った双方向アプリケーションなどを提供するためのプラットフォームを開発している企業。例えば携帯電話からScan Mobileのロボット型プログラムに向けて「Matrics DVD How much?」と送信すると値段がショートメッセージで返答され、さらに「BUY」と送信すればすぐにDVDを購入できる、といった仕組みを企業に提供している。このような双方向アプリケーションはeコマースだけでなく、チケット販売、ゲーム、情報提供サービスなどさまざまな分野に応用できる。
今回のScan Mobileの発表は、ショートメッセージサービスで培った技術をIMに適用するというものだ。IMのSmart Botは、バディーリストやフレンドリストに登録されており、バックエンドのデータベースとつながっている。このロボットに対してメッセージを自然言語で送信することにより、さまざまなアプリケーションが考えられるという。
Jabberとの提携では、両社の商品をキャリアや大企業などに共同で宣伝していくことで合意、またOdigoに対してはゲームやeコマースに特化したSmart BotをOdigoのIMプラットフォームに提供していくことで合意している。
IMをこのように利用することについてはニューヨークのActiveBuddy社が同様の試みをしており、すでにReuterといった企業と提携して商用実験をしている。
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(2002/1/24)
[Reported by taiga@scientist.com]