【サービス】

コンテンツPRを支援する英「image.net」が日本上陸

■URL
http://www.image.net/

image.netのサンプル画面
 PR素材提供サービスを行なう英image.net社が、日本向けのサービスを開始した。

 image.netは映画や音楽、美術展といったエンターテインメントコンテンツのPR素材(スチール写真、動画素材、プレスリリースなど)をデジタル化してサーバーに蓄積、放送、雑誌、オンラインなどのメディアでPR素材を必要とする場合、メディア関係者がWebサイトからダウンロードして使用できるサービスだ。大判印刷に対応できる高解像度の画像データや、複数のフォーマットに対応した動画や音声データなどを提供する点が特徴で、これまでかかっていたビデオテープや写真ポジなどの作成・運搬の手間を省き、経費と時間のロスを減らせるメリットがある。また世界のメディアに向けての配信できるため、国際的なPRを安価で行なえるとしている。同社は1995年に英国で運営を開始、現在は英・米に拠点を持ち、世界30カ国のエンターテインメント企業の素材を、114カ国・約2万人のメディア関係者やジャーナリストに配信している。

 日本でのサービスではユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ・ファー・イースト、ブエナ・ビスタ・インターナショナル、ワーナーミュージック・ジャパンの3社と提携し、映画や音楽に関するPR素材の配信から開始する。2002年末には日本で公開される新作映画のうち90%の素材配信を目標とするほか、順次化粧品や自動車、家電などへもジャンルを拡大する予定だ。

 image.netはコンテンツ企業からの利用料を収入としており、前四半期の売上げは140万ポンド(日本円で約2億6,700万円)という。PR素材を利用するメディア関係者の利用は無料だが、会員登録とimage.netおよびコンテンツ企業側からの承認が必要となる。

(2002/1/25)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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