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■URL
http://www.ntt-west.co.jp/news/0201/020128.html
http://www.f-cabi.net/
「F・Cabinet」のサービスイメージ |
エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマート)と西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は共同で、フレッツ回線利用ユーザー向けファイル共有サービス「F・Cabinet」を1月29日より提供すると発表した。提供地域は、当初大阪府限定で始め、NTT西日本地域において順次拡大していくという。
「F・Cabinet」は、同一府県内に複数の事業所等があり、尚且つインターネット接続回線に「フレッツ・ISDN」または「フレッツ・ADSL」(以下、フレッツ回線)を利用しているユーザーが対象となる。サービス内容は、NTT西日本の地域IP網上のデータセンターに設置されたサーバーを利用して、ファイル共有サービスを利用できるようにするもの。利用料金は、ディスクスペースが100MBまでの場合、月額3,000円となっており、以降100MB増設毎に2,000円追加となっている。
共有するファイルは、フレッツ回線に直結したサーバーに置かれている為、インターネットを経由しないLAN感覚で利用できる。また、共有ファイルが置かれているサーバーがインターネットに接続されていない為、インターネット上で提供されるファイル共有サービスより、高いスループットとセキュリティーが確保されるという。
このサービスを利用する環境には、「Windows 98/Me/2000/NT SP6以降」が導入されたPCとルーターが必要となっている。「Windows XP」に関しては、現在NTTスマート側で検証中であり、近々正式に対応する予定だという。また、ルーターの導入に関しては、NTT側の技術的課題が原因で、ルーターを用いないで「TA・モデム」で直接接続した場合、システム上の不具合が解消されない為だという。NTTスマートによると「現在、『TA・モデムで直接接続した場合』でも利用できるように検証を進めている」とのこと。
(2002/1/28)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]