|
|
■URL
http://www.npcsystem.com/
株式会社エヌピーシーシステムドットコム（以下NPC）は、電子商取引市場に向けたWebサービスアプリケーション「DCA Enterprise Edition Ver1.0」（以下DCA）を発表した。
DCAは売り手と買い手が匿名で売買価格を指定する“非公開の指し値方式”を採用している点が特徴となる。売り手と買い手の価格一致が原則となる、従来の電子商取引市場のマッチングに対して、価格よりも取引成立のスピードや双方の希望条件を重視。売り手と買い手の提示する価格差益を市場運営者が補填運用することで、多数の約定成立が可能になるという。NPCでは、値段より取引のスピードや効率化を重視することで市場を活性化させ、「売り手・買い手・市場運営者の三者が共栄共存できる“三方よし”の関係を形成できる」（NPC・道城デイビッド真人社長）としている。
DCAは顧客企業のサーバーに設置するタイプと、ASPでライセンス提供を行なうタイプの二通りで提供を行ない、価格はASP型で導入が1,000万円～、利用料が月額100万円～。すでに食品食材分野で国内最大の電子市場を運営する株式会社インフォマートへの導入が決定しており、NPCでは今後食品、旅行、金融といった業界に向けてアプローチを行なっていく。なおDCA事業では初年度18社への導入と、5億8,000万円の売上げを目標としている。
(2002/1/29)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]