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■URL
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020130.html
写真は、別売の専用スタンド(2万円)を付けた状態 |
自動調理メニューは本体内に160種内蔵されているほか、コンテンツサイト「シャープスペースタウン」で配信されるメニューも利用できる。ただし、レンジ自体にはインターネット機能はなく、パソコンなどでダウンロードしたデータをいったんSDメモリーカードに保存し、これをレンジのスロットで読みとる仕組み。レシピデータは、メニュー画面がHTMLファイル、料理写真がJPEGファイル、調理データがバイナリーファイルから成っており、1レシピあたりの容量は25KBである。
シャープではすでに1999年6月、インターネット対応のオーブンレンジを発表している。「インターネット DE これつくろ!」というネーミングが付けられたことからもわかるように、インターネットとの連携をアピールした戦略だった。ただし、今回の新製品同様、レシピの取得にはパソコンを併用するとともに、別売の専用外づけ装置を経由しなければならなかった。
これに対して新製品のRE-LCKでは、SDメモリーカードでより手軽に行なえるようになったことで、「『インターネットクッキング』は、さらに進化」(ニュースリリース)したというが、いわゆる“インターネット電子レンジ”と呼べるまでには至っていない。そのあたりを考慮したのかどうかは定かではないが、同社では今回、インターネットとの連携よりもカラー液晶のタッチパネルを搭載しているという側面を強くアピール。名称も「カラー液晶オーブンレンジ」というものになっている。
レンジ自体がインターネットに対応するのは、まだ先のことになりそうだ | レンジ前面右下にSDカードスロットがある |
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(2002/1/30)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]