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■URL
http://www.jdna.jp/about/20020130.html (JDNAの発表資料)
日本語ドメイン名協会(JDNA)は、IETFにおける多言語ドメイン(Internationalized Domain Names:IDN)の標準化作業が最終段階に入ったことを明らかにした。IETFのワーキンググループ(IDN WG)内で同意が得られたドラフトについて、1月28日付けでラストコールがかかった。2月11日までWG内でコメントを受け付けた後、RFC化へ向け、WGの最終提案としてIESG(Internet Engineering Steering Group)に送られる。
ラストコールがかかったドラフトは、非ASCII文字列のACE(ASCII Compatible Encoding)処理をアプリケーション内で行なうという考え方を示した「IDNA(Internationalizing Host Names In Applications)」、文字列の前処理の枠組みを規定した「NAMEPREP」と「STRINGPREP」、採用するACE方式「Punycode」の4つ。
このうちPunycodeはこれまで「AMC-ACE-Z」と呼ばれていたものの正式名称。この方式では、エンコード後に使う文字の種類が少ない、効果的な圧縮が行なわれる、ブログラムサイズが小さく実装が小さい──といった特徴があるという。
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(2002/2/4)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]