【ストリーミング・コンテンツ配信】

ブロードバンド向けエクスチェンジ事業のBBX、本格運用を開始
~BIGLOBEとhi-hoが接続

■URL
http://www.bbx.co.jp/ (BBX)
http://www.biglobe.ne.jp/ (BIGLOBE)
http://home.hi-ho.ne.jp/ (Panasonic hi-ho)

(左から)Panasonic hi-ho ビジネスユニット長 木村純氏、ブロードバンド・エクスチェンジ代表取締役 藤原洋氏、BIGLOBEサービス事業本部長 滝澤三郎氏

 株式会社ブロードバンド・エクスチェンジ(BBX)は7日より、サービスの正式運用を開始したと発表した。当初は、ISPの「BIGLOBE」と「Panasonic hi-ho」へサービスの提供を行ない、順次拡大する。

 BBXは、ストリーミング動画などブロードバンド向けコンテンツを効率よく配信するコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)を提供する会社だ。現在は、iDC、ASP、ISP各社をレイヤー3(IPレベル)で接続している。同様のサービスにIX(Internet eXchange)が挙げられるが、ISPやASPなどと接続している、各業者とのピアリング交渉が不要、ブロードバンドを前提に設計している点などがBBXのネットワークの特徴だという。

 当面のアクセスポイントは、東京23区内で各社のiDCやNOCが集中する大手町、赤坂、豊洲、池袋の4か所で、3月には品川と新宿にも開設する。

 また、BBXではブロードバンドコンテンツの配信サービス「コンテンツ・エクスチェンジ(CX)」を夏を目処に本格運用することも明らかにした。このサービスは、ネットワーク内にサーバーを設置して、プロバイダーなどから預かったコンテンツを配信する。コンテンツの加工も行ない、電子透かしなどの技術を導入する。BBXではこのサービスにより「コンテンツ事業者、ISP、アクセスライン事業者に対してブロードバンドコンテンツの相互流通を促進する」としている。

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(2002/2/7)

[Reported by adachi@impress.co.jp]


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