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■URL
http://www.staysafeonline.info/press.adp
The National Cyber Security Allianceは7日、米国に対するサイバーテロ攻撃を防ぐためのキャンペーン「Stay Safe Online Campaign」を開始し、Webサイトを開設したことを発表した。。
The National Cyber Security Allianceは、政府とそれに賛同する企業が参加して、サイバーセキュリティーに関する教育と啓蒙に努めるための団体である。この団体には、AOL Time Warner、Apple、Microsoftなどの主要なコンピューター企業と共にComputer Associates、Network Associates、Symantecなどのセキュリティー企業も多数賛同している。
今回発表されたキャンペーンでは、米国人がどのようにコンピューターセキュリティーを確保し、自分の家や会社のシステムを守ることができるかをWebサイト上でアドバイスしている。サイトの中では確認すべき項目が明示されているだけでなく、アンケートに答える形で自分が行なっていない対策を発見することもできるようになっている。
このキャンペーンについてサイバースペースセキュリティー担当大統領特別顧問のDick Clarke氏は「本土防衛の一つのカギは、家や会社のすべてのコンピューターを守ることにある。このキャンペーンはすべての米国人が自分の個人情報とシステムを攻撃から守るために必要な教育と道具を与えることになる」とコメントした。
The National Cyber Security Allianceではすぐに行なうべき対策を10挙げている。
1.アンチウィルスソフトを使いそれを絶えずアップデートすること。
2. 見知らぬ人からのメールを開かないこと。
3.推測されにくいパスワードを使うこと。
4.ファイアウォールを使用すること。
5.他人とコンピューターを共有しないこと。ファイルを共有することのリスクを理解すること。
6.使用していないときはインターネットの接続を切ること。
7.コンピューターの中のデータをバックアップすること。
8.定期的にセキュリティーアップデートパッチをダウンロードしインストールすること。
9. 定期的にセキュリティーを監査すること。
10.もしもコンピューターがウィルスに感染した場合何をすべきかを家族や従業員が理解すること。
(2002/2/8)
[Reported by taiga@scientist.com]