【事業計画】

米Macromedia、米Microsoftの「.NET」への広範なサポートを表明

■URL
http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/2002/dotnet_framework.html

 米Macromediaは11日、同社の製品において、米Microsoftの「.NET」プラットフォームと「.NET Framework」を広範にサポートことを明らかにした。Macromediaはツールやサーバー、プレイヤーにおいて「.NET Framework」との相互運用性を確保するため、Microsoftと協力する。

 Macromediaは、「Flash Player」とWebアプリサーバー「ColdFusion」の将来版で「.NET Framework」に完全対応する。「Flash Player」は既にXMLとWebサービスに対応しているが、「ColdFusion」の次期版(開発コード名は「Neo」)では、XMLベースのWebサービスと「.NET」サーバーへの対応により、「.NET Framework」との相互運用性を確保するという。

 Macromediaは併せて、「Dreamweaver UltraDev」の将来版で、動的な「ASP.NET」アプリケーションをビジュアルに構築するための機能を組み込むことも明らかにした。Dreamweaver UltraDevの将来版を、Microsoftの開発ツール「Visual Studio .NET」を補完するツールとし、動的なWebアプリケーションを構築可能にする。これにより、開発者が複雑な「.NET Framework」対応のWebアプリケーションを、使い慣れたWeb開発技術を使って、ドラッグ&ドロップなどのオーサリング技術で構築できるようになる。

 Macromediaのチーフソフトウェアアーキテクトを務めるKevin Lynch氏は「当社は、ユーザーが.NET FrameworkやXMLベースのWebサービスを活用できるよう製品を開発する。当社のツールやサーバー、プレイヤーを利用している顧客にとって、.NET FrameworkとWebサービスは強力な体験を提供するための重要な環境になりつつある」とコメントした。

(2002/2/12)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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