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イーシーリサーチ(ECR)は18日、2001年の国内におけるブロードバンドインターネット市場規模が2,125億円規模に達したとする分析レポートをまとめた。調査によると、ADSL、CATV、FTTH、FWAなどのブロードバンドインターネット契約数が285万1,000回線に達し、市場規模では前年比235.9%の増加、契約回線数では348.5%の増加となった。さらに2002年には750万3,000回線、市場規模は6,430億円に達すると予測している。
同時にコンシューマー向けのブロードバンドコンテンツ市場も急成長し、2002年には前年比448.7%の1,565億円に拡大するとしている。中でも、メッセンジャーやチャット、テレビ電話、ビデオメールなどの「ブロードバンドコミュニケーション」分野がもっとも規模が大きく、前年比814%の422億円が見込まれるという。続いて有望なのが動画配信で411億円、音楽配信/ダウンロードが236億円となる。さらに2005年には、ブロードバンドインターネットコンテンツ市場が1兆2,115億円規模に拡大すると予測している。
(2002/2/18)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]