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■URL
http://www.cybersource.co.jp/
「Certificate」とあるのが個別のID。券面は自由にデザインできるため、テキストベースのオンラインクーポン券に比べて、購買意欲を喚起できるとしている |
サイバーソース株式会社は19日、オンラインで仮想の商品券を発行するサービス「ストアド・バリュー」の提供を開始すると発表した。16桁の番号による固有のIDを記載したHTMLメールを配信し、これを受け取った消費者がECサイトにIDを入力することで支払いなどに利用できる仕組み。
商品券やギフト券、販促用のクーポン券、少額決済用のバーチャルプリペイドカード、ポイントカードなどへの活用を想定しており、IDごとに残高が管理できる。ECサイトへ導入するには、サイバーソースが用意するAPIを実装する必要があるが、実際に稼働するまで2~3週間程度あればいいという。初期費用10万円、月額基本料金2万円のほか、発行枚数や実際に使われた取引回数に応じて別途料金(トランザクション1件につき10円~)が発生する。
米国ではすでに米CyberSourceが3年前から提供を開始しており、PlayStation.comなどで活用例があるという。また、大手コスメティックメーカーが販促用のクーポン券として利用したところ、発行したクーポン券の利用率が50%に達した例もあったとしている。
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(2002/2/19)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]