【事業展開】

NTTデータとイマジカ、コンテンツ配信の新会社を設立

■URL
http://www.nttdata.co.jp/release/2002/021900.html (リリース)

 株式会社NTTデータ株式会社IMAGICAは、共同でデジタルコンテンツビジネス支援事業を行なう新会社「株式会社ソリッド・エクスチェンジ」を設立、4月から営業開始すると発表した。

 新会社は良質かつ豊富なデジタルコンテンツの流通を目指して、コンテンツのデジタル化から著作権保護処理、配信事業者への仲介、販売代行までをワンストップで提供する事業を展開する。具体的には、アナログコンテンツをデジタル化し、ライブラリー管理や販売用Webサイト構築・運用を行なう「デジタルコンテンツ編集加工事業」、コンテンツに対して暗号処理や電子透かし処理などの著作権保護機能を付加する「デジタルコンテンツ流通支援事業」、映画などデジタル配信権取得が高額なコンテンツに対し、複数のISPなどが共同出資して配信権を調達することを助ける「コンテンツ配信権共同調達仲介事業」、コンテンツ情報の提供や事業者間のコンテンツ販売代行を行なう「番組販売代行事業」などを中心に展開する。NTTデータのコンテンツ配信ノウハウやネットワーク事業での他社とのパートナーシップと、IMAGICAが強みとする映画会社や放送局、映像プロダクションへの結びつきを活かし、放送・映画など従来メディアの企業がブロードバンド事業に参入する際の積極的なサポートを行なっていく予定だ。

 ソリッド・エクスチェンジでは首都圏を中心に、コンテンツホルダーやISPなど約30社との事業展開を想定しており、初年度の目標として7.9億円の売上げを目指す。

(2002/2/19)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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