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■URL
http://www-916.ibm.com/press/prnews.nsf/jan/715C7C332223214B85256B64005B3EE4
http://www.symantec.com/press/2002/n020218.html
米Symantecと米IBMは18日、セキュリティサービスの提供で提携したと発表した。IBMは同社のセキュリティサービス「Managed Security Services」に、Symantecの侵入監視システム「Intruder Alert」を導入する。これにより、IBMは不正侵入の検出機能を強化し、リアルタイムに対策をとることで、顧客を不正侵入による被害から防御できるとしている。
Symantecの「Intruder Alert 3.6」は、ホストベースのリアルタイム侵入監視システム。不正な活動やセキュリティ侵害などを検出し、自動的に対応する。不正侵入を検出すると、警告音を鳴らすか、またはあらかじめ設定されたセキュリティポリシーに従って対応する。管理者は中央制御装置でポリシーを作成、更新したり、監視ログを収集して保存することができる。
IBMはIntruder Alertを活用して、同社のWebホスティング環境に「強力な防衛ラインをひく」としている。また、IBMのセキュリティシステム「Tivoli Risk Manager」と連携し、ウィルス対策製品やファイアウォール、侵入監視システムなど、さまざまなセキュリティ装置や技術からのセキュリティ情報を管理する。
Symantecとの提携について、IBMのTodd Gordon副社長は「現在、インターネットにおけるセキュリティ脅威はまずます複雑化しており、何重もの対策をとる必要がある。Symantecの侵入監視システムは顧客にとって信頼性が高いソリューションだ。当社の24時間サービスと組み合わせて提供することで、不正侵入に対して迅速な措置を取ることが可能となる」とアピールしている。
(2002/2/19)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]