|
■URL
http://www.commu-suppo.net/
株式会社ナナ・コーポレート・コミュニケーション(以下ナナ)と株式会社ニューズ・ツー・ユー(以下News2u)は、社内報支援サービス「Commu-Suppo」(コミサポ)、および同オンライン版「Commu-Suppo.net」を、4月1日より開始すると発表した。
ナナは企業社内報のアウトソーシング事業や、企業総務向けの専門誌「月刊総務」の出版、総務支援サイト「sos-soumu.com」の運営などの事業を展開している。一方のNews2uは、インターネットを利用した企業コミュニケーション支援を中心に展開する企業だ。
社内報は現在、全国で数万社にのぼる企業が発行しており、社内報でDTPを利用している企業が全体の64.2%、PC利用は86.4%、デジタルカメラ利用は70.4%と、社内報データの多くがデジタル化されている現状がある。その一方で、社内報の制作は1~3人の実務担当者で行なわれているケースが全体の7割以上にのぼり、人手やコストを多くかけられないといった面もある。こうした現状から、社内報に必要なノウハウやコンテンツの提案、またすぐに利用できるデジタルデータ配信などを行なうことで、作業効率の向上と社内コミュニケーションのサポートを行なうのが今回の事業の狙いとなる。
サービス内容は、主にオフラインでの展開となる「Commu-Suppo」と、オンラインの「Commu-Suppo.net」に分かれている。「Commu-Suppo」は、社内報にすぐに使える著名人エッセイや占い・イラストなどを収録した「月刊Commu-Suppo」の発行をはじめ、企画の立て方や編集技術のノウハウなど、社内報作成の実務向上を目指す内容の「社内広報」(隔月刊)の発行、「社内報コンペティション」の実施、社内報の実態調査を行なう「社内報白書」の作成といった機能を提供する。「Commu-Suppo.net」では、「月刊Commu-Suppo」の内容をDTPですぐに使えるデジタルデータとして配信するサービスを中心に、社内報編集に役立つオンライン情報の提供、他社の社内報担当者とのコミュニケーションの場となる「Commu-Suppo Community」の提供などを予定している。
価格は「Commu-Suppo」が年会費として4万7,000円(税別・以下同)、「Commu-Suppo.net」は同7万5,000円(「Commu-Suppo」の料金も含む。「Commu-Suppo.net」単体での利用は不可)となる。営業活動はナナが主体となって展開し、初年度で約700社の利用を目標としている。
(2002/2/20)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]