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【ブロードバンド】

中国電力グループもFTTH事業開始

■URL
http://www.megaegg.jp/

ロゴにも示されているように、「MEGA EGG」は、中国電力のブランド名である「Energia」が冠せられたサービス名称である。下は、MEGA EGGのキャラクターである「メガエッグマン」

 中国電力グループの中国情報システムサービス(CIS)が20日、インターネット接続サービス「MEGA EGG」を開始した。光ファイバー、無線LAN、PHSという3つの接続方式で定額制サービスを提供する。

 最大100MbpsのFTTHサービス「MEGA EGGファイバー」が月額基本料金5,400円(別途機器使用料900円、配線使用料200円が必要)、最大11Mbpsの無線LANアクセス「MEGA EGGウェーブ」が月額3,600円(別途機器使用料600円)、最大64kbpsのPHSアクセス「MEGA EGG 64」が月額3,000円となっている。

 中国電力では昨年秋から広島県廿日市市の一部エリアにおいて、光ファイバー、無線LAN、PHSの3方式によるインターネット高速接続のフィールド実験を実施していた。当初は実験の結果を受けてからCISで事業化へ移行する計画だったが、実験と併行して前倒しで商用提供されるかたちとなった。MEGA EGGの当初のサービスエリアは、実験エリアともなった廿日市市のほか、広島市のそれぞれ一部が含まれる。2003年度中に中国地域の主要都市圏域にサービス提供地域を拡大する予定だ。

 2001年のFTTH市場は有線ブロードネットワークスと東西NTTが先陣を切るかたちでスタートしたが、ここに来て電力各社の参入が本格化してきた。東京電力は、3月よりFTTH事業を開始する予定だ。また、関西電力もグループ会社のケイ・オプティコムを通じて「eoメガファイバー(ホームタイプ)」を、九州電力グループも九州通信ネットワークを通じて「BBIQ」をそれぞれ4月から提供することをすでに発表している。

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(2002/2/20)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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