【新サービス】

米Jupiter、リアルタイムの広告効果測定「Campaign Analysis」を開始

■URL
http://www.jmm.com/xp/jmm/services/sm/campaign_analysis.xml

 米Jupiter Media Metrix(以下JMM)は、オンラインで展開する広告キャンペーンについて、リアルタイムで効果測定を行なう「Campaign Analysis」を発表した。

 これは短いJavaScriptを広告バナーやキャンペーン用Webページ、HTMLメールなどに埋め込み、ScriptがローカルのWebブラウザーで読み込まれた際にJMMのサーバーに通知する仕組みを使った広告効果測定サービスで、ほぼリアルタイムの結果をオンラインでレポートする。実際に読み込まれたバナーやWebページのみを測定できる点が特徴で、検索ロボットなど人間以外の手によるページビューのカウントを防ぎ、企業やISPなどのキャッシュサーバーによるページ表示もカウント可能としている。またバナー、Webページ、メールなど複数の手法を使ったキャンペーンの場合でも、1つの計測方法で測定でき、どの手段で一番アクセス効果があったかが分かるといったメリットがある。

 JMMの上席副社長であるSeth Segal氏は、今回のサービスを「以前から提供している『AdRelevance』は、主要1,000サイトでの広告効果を測定するもの。今回発表した『Campaign Analysis』は、オンラインキャンペーンの効果測定を、リアルタイムかつ詳細にわたって分析、報告できるサービスとなる。企業にとっては、実際の広告インプレッションや重複のないデータが得られ、どの広告やキャンペーンサイトがターゲット層に最も有効かを測るために不可欠なものとなる」としている。

(2002/2/21)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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