■URL
http://www.statmarket.com/cgi-bin/sm.cgi?sm&feature&week_stat
米America Online(AOL)がISPの世界市場で最大シェアを占めることが米調査会社WebSideStoryの調査で判明した。
WebSideStoryの調査部門StatMarketが調査したところによると、2002年2月27日時点でAOLのISP市場における世界シェアは約14%。1999年時点よりも2%下がっていたものの2位のRoad Runner社の2.76%を大きく引き離して第一位となっている。しかし、この2位のRoad Runner社も実はAOL Time Warnerが所有しており、AOL Time Warnerグループの首位の座を堅く守った。なお、3位にランクインしたのはUUNETで2.18%だった。
ISP市場に大きな変化を与えたのは米Excite@Homeの倒産だ。Excite@Homeは2001年6月まで世界シェアで4.5%を占めていたが、その倒産に伴ってRoad Runnerが順位を上げ2位に食い込んだ。
今後の動向について、調査を担当しているStatMarketの副社長Geoff Johnston氏は「家庭での高速接続への需要が高まるにつれて、我々はRoad Runnerのようなケーブルモデムプロバイダーが地位を上げるだろうと考えている」とコメントした。
(2002/3/8)
[Reported by taiga@scientist.com]