■URL
http://www.nifty.com/corp/release/20020311.htm
ニフティ株式会社は11日、個人間決済サービス「@pay」を12日より開始すると発表した。
@payは、個人が画像などのデジタルコンテンツを販売する際に必要な「個人間決済」を代行するサービスだ。購入者と販売者の仲介を@niftyが行ない、購入者の@nifty利用料金から料金を徴収、それを一括して販売者側の指定の口座に振り込むといった仕組みを提供する。これにより、個人が自分のコンテンツをコンテンツプロバイダーなどを介さずに、直接一般に向け販売することが可能になる。また、ほかには、少額決済に適しているなどの特徴がある。
利用するには、販売する側は@niftyに会員である必要がある。また、購入側は@nifty会員,または、コンテンツ利用のみの「Combo会員」のうちクレジットカードによる支払いをしているユーザーが対象となる。
まず、販売側は「@pay」に商品の内容や振込先の登録を行なう。費用としては月額200円(4月末までは無料)、決済金額の15%が必要だ。コンテンツの単価設定は100円から1円単位で1万円までとなり、1ユーザーにつき20商品まで販売可能だ。認証や決済ページは@pay側に用意されており、指定されたURLへリンクを張ることにより利用できる。
一方のコンテンツ購入者側は、販売者のサイトにあるリンクから価格や商品説明、他の購入者によるコンテンツの評価などが掲載された専用ページを参照して内容を確認する。次に、@niftyのIDとパスワードを用いて認証を行ないコンテンツのダウンロードページへ進むという流れだ。
@niftyでは「個人ページを持つだけでは満足せず、次のステップとしてコンテンツを有料で提供したい先進的なユーザー」を中心に強くアピールできるものだとしている。
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■ニフティ、今後の展開について報告
(2002/3/11)
[Reported by adachi@impress.co.jp]