【セキュリティー】

レスキューナウ、バイク便と連携した「緊急災害情報」の提供を開始
~ヘリコプターからも情報を収集

■URL
http://www.rescuenow.net/press/news/news.html
http://www.dat.ne.jp/rescue1.htm
http://www.rescuenow.net/

レスキューナウのサイト
旭化成工場の火災などについても情報が提供されている

 災害情報サービスの株式会社レスキューナウ・ドット・ネット(以下、レスキューナウ)は、株式会社ダット・ジャパンと提携し、バイク便と連携した緊急災害情報の提供を開始した。

 レスキューナウは、緊急災害の情報収集方法の1つとして、ダット・ジャパンのバイク便ライダーを利用する。当初、ダット・ジャパンのバイク便ライダー300人が「災害レポート車」となり、勤務や走行中に事故・災害・渋滞などに遭遇した場合、レスキューナウに電話等で情報を提供する。レスキューナウに寄せられた情報は、同社によって裏づけ調査後、Webやメール等でユーザーに提供される。また、バイクには、GPS・モバイルシステムが搭載されるほか、「災害レポート車」とのステッカーが貼られる。

 また、レスキューナウでは、情報収集力の多角化を図るため、ヘリコプターを使った交通情報をラジオ等で伝えている日本トラフィックネットワークとも連携した。ここでは、ヘリコプターによる、上空からの情報収集なども行なう(主に東京地区)。バイク便やヘリコプターからの情報は、相互に交換し連携させ、より緊急災害や交通渋滞等に役立てるという。

 レスキューナウは「今後は、交通機関や行政機関も含めた社会全体で、危機管理対策の向上のために、幅広い情報共有の仕組を構築していきたい。その為の一歩として、今回のバイク便による情報収集やヘリコプターからの情報の活用などを行なっていく」と語った。

(2002/3/14)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]


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